ファミリーキャンプに欠かせないモノを整備 その2
キャンプの記事を挟んだので間が開いてしまいましたが「その2」をアップしますよ。
まずお約束と言うか・・・
一応断っておきますが、車のブレーキはいわゆる「重要保安部品」です。
訳の判らない方は手を出さず信頼できる整備工場でお願いしたほうが良いと思います。
命あってのモノダネですからね。
とは言っても作業自体はさほど難しいものではありませんので
多少なりとも整備知識のある方なら難しくはないと思いますが、
あくまでも自己責任ですからね。そこんとこ夜露死苦よろしくです。
ま、そんなわけで整備を始めましょう。
前回も書きましたがディーラーで純正新品部品を使って同じ作業をやってもらうと約3万円。
今回ワタシが行った作業は純正対応の社外品を使用して自分で整備=約1万円。
まぁコレが安いか高いかはなんともいえませんので自己評価してください。^^;
で、今回使用した社外品のブレーキディスクローターがコチラ。
ちなみに購入はネットでもOK。
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純正部品代は19,740円ですからほぼ半額ですな。(工賃のぞく部品代だけですよ)
ちなみにあえて言っておくと自動車整備業界では(ディーラーは別として)
社外部品を使用することは珍しい事ではありません。
社外部品=低品質 とは限りませんからね。
実際、メーカー純正部品の製造メーカーが自社ブランドで「社外」部品を
発売してたりしますからね。
ま、あまりクドクド言うのはやめますが。
さてさてでは早速作業を始めます。
始めに簡単に手順を。
①ジャッキアップする ②タイヤをはずす ③ブレーキキャリパーをはずす
④キャリパーサポート(ステー)をはずす ⑤ブレーキディスクローターを交換する
⑥逆順に組み上げる
おぉ簡単じゃん?
① まずはホイールナットをチョッと緩めてからジャッキアップします。
(先にジャッキアップするとホイールナットを緩めるのが大変ですよ。当たり前ですが)
② ホイールナットを完全に緩め、タイヤを外します。
(安全のために外したタイヤは車体の下に入れましょう。コレも基本ですな)
③ ブレーキキャリパーをとめているボルト2本を緩めて外しキャりパーを外します。
(外したキャりパーは針金かなんかでサスペンションコイルにでも
縛ってぶら下げておきましょう。ブレーキホースに負担をかけないためですよ)
④ ブレーキキャリパーサポート(ステー)をとめているボルト2本を
緩めて外しサポートを外します。
⑤ あとはブレーキディスクローターを外せば・・・
ウグッ!・・・ハウッ・・・アオゥッ!・・・オリャァ~ッ!
ハァハァハァ・・・ゼィゼィ・・・
え~安い洋ピン(失礼)のような声を出して引っ張りましたが
ディスクローターは簡単には外れません。
完全に思い切り、オ・モ・イ・キ・リ!サビで固着して外れません。
そんなときはとりあえずCRC556.
CM通りならコレで簡単に・・・外れるわけはありませんな。orz
次なる手段は・・・ハンマーでガッツンガッツン叩きます。
オリャオリャオリャァァァァァァ・・・!
ハァハァ・・・アキマヘン。外れません。
あぁえらそうな事言っておいてやっぱりディーラーに頼んだほうがよいのか・・・
と思ったその時!
近所のおじさんが救いの声をかけてくれたのでした!
「自分で整備してるの?ほほぉぅ、もっと大きなハンマーのほうがいいんじゃない?
貸してあげるよ」
・・・はい、お言葉に甘えましたよ。
まぁ結果的にはコレが大正解でしたね。
ワタシが使用していたのは1ポンドハンマーという小さめのハンマー。
おじさんが貸してくれたのはもっとデカイハンマー。
こいつでディスク裏面からガッツンと一撃すると・・・
カィ~ンと簡単(でもないけど)に外れたのでありました。
30分以上がんばっていたワタシの努力はなんだったんでしょう・・・ハハ ま、いっか。
そんなわけでディスクを外し・・・
⑥ 新品のディスクに交換します。
⑦ 後は外した時の逆順に組みつけて完成です。
ふぅ、まぁなんとか(おじさんのおかげで)片側の交換が終わりましたよ。ハァチカレタ
なんだかなぁ・・・
さんざん苦労した挙句にハンマーのデカサで解決と言うトホホな結果でしたが・・・
ま、とにかく何とかなったということでね。ハハハハハ・・・
反対側も同じ要領でサクッと作業を完了。
ハハ・・・ハンマーの重さのおかげで作業時間は半分になりましたとさ。orz
そう、反対サイドの作業時間は半分(感覚的には1/4)で終了。
な~んだチョロイじゃん。って、ハンマーのおかげなんですがね。
しかし比べてみるとずいぶん違うものです。
近所のおじさんのおかげで何とか無事に交換が完了しましたわ。ハハハハハ^^
本当はパッドも一緒に交換したかったんですが
もしそれをやるとさらに部品代がかかるし、
見たところかなり段付きはしているものの厚みは相当残っていましたのでそのまま使用。
そのせいもあってかディスクの交換後は当たりがつくまでかなりイイ音がしとりました。
シャリシャリ、シュンシュンとパッドがディスクをこする音でしょうか?
しかしそれもしばらく走るとだんだん少なくなって行き・・・
そのうち普通に静かになりました。
静かになるまで我が家のご主人様(ミカ)は
「大丈夫なの?」とかなり心配されておりましたが。
それだけスーパーメカニックの腕を信用されてないということですかな?^^;
今回はドレスアップ的な意味合いはほぼ無く、
実用面での安全性を考慮しての整備でしたが、
見た目的にもきれいにはなったようです。(少なくともサビサビよりはきれいかな)
まぁあまりにもピカピカでチト恥ずかしいですが。
んで、完了後のインプレですが、
以前はブレーキをかけるとガッガッガガガガガとハンドルまで振動が伝わって
チョイと「あぶねぇんじゃないの?」と言う感じでしたが
そうした振動も全くなくなり安心してブレーキを踏めるようになりました。
まぁ良かった良かったというところですな。
これで安心して家族のみなさんを連れてキャンプに行けるよな。
っというかもう秋で恐らく(家族でのキャンプは)来年までその機会はないかもしれないけど。
とにかく安心してブレーキが踏めるようになりました。
(さてディーラー見積もり約3万円-今回部品代約1万円=浮いた金額2万円
・・・の半分⇒1万円はおかげさまで無事ワタシの財布に入りましたのよね。おほほほ・・・
これでまた美味いスコッチでも買おうかにゃ~~~^^)
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2012年10月13日 | コメント/トラックバック(3) |
カテゴリー:キャンプ以外(おまけ)
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コメント
お疲れサマーでした。
確か重要保安部品は整備師の資格がないと触っちゃ駄目だったような…
スーパー整備師のAOさんなら問題無しですね。
いじりはやっぱ工具8割ですな。
鉄はいづれ錆びますよ。
外したついでにキャリパーを赤く(金色も可)く塗ってぶれんぼと書けばドレスアップにもなったのに(笑)。
ワタシの記憶が確かなら(by・・・鹿賀 丈史)
ブレーキなんかの保安部品については認証工場で整備士が、または使用者自身が整備する事・・・だったと思います。
ただし使用者が整備した場合、整備記録を2年間保管する事が必要であります。
とか言ってもやっぱり命にかかわる問題ですからね、自己責任とは言え自信のない方はやってはいけません。
実はこのディスク。
本当はカーボン製でそれをわざわざシルバーに塗装してある・・・わけはありません。
交換したての今だけ、ピッカピッカでありますね。
あまりにピカピカで逆にちょっとはずかしいっす。
あ、ちなみに「セイビシ」は
○>整備士
×>整備師
だかんね。整体師と似てるけど。
はははは、整備しのしはわざとでつヨ。
詐欺師っぽくて師のほうがいいかな~…ってカンジ~みたいな~。
バイクのFキャリパー外れたまま白バイぶっちぎってたあの伝説だらけのキム〇君も最近大人になって、やらかす事が減ってつまんなくなりマスター。
ウェビックでわかばってネームで日記書いてるので暇だったら見てやってクサイ。
コミュニティで油冷カタナやわかばで検索すればヒットしマウス。
ワッシャーで出来てるバイクでつ(笑)。