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バリバリ夕張ガムバツテネ(3)


前回までではメロンあり、廃墟あり、若干のオカルトありでしたが、
今回は王道と言うか真っ当な観光的施設を巡ってみたいと思います。

先に具体的名称を列挙しますと
1.幸福の黄色いハンカチ想い出広場
2.夕張鹿鳴館
3.夕張市石炭博物館
の3ヶ所+アルファであります。

夕張というところは何度も言っている様に財政再建団体でありまして、
経費削減、また元々の財政難に陥った原因のひとつが観光化にツッコミ過ぎた
と言う面もあるためか、これらの施設はいずれも一時は閉鎖されていました。

しかし近年(ここ2~3年だと思う)再開される施設がボチボチ出てきました。

どうも若い市長さんの頑張りもあり、市民の皆さんの我慢もあり、
多額の借金もそれなりに返済していると言うことで
ある程度は市の計画でお金を使えるようになってきているようです。

そんな中ぼちぼち再開された施設はどんな按配か・・・っちゅうことで行ってみました。

シューパロ&清水沢ダム方面からR452を戻り夕張駅方面へ。
途中「平和運動公園」という、
このような田舎の自治体にありがちなヤタラメッタラ立派なグラウンドを通り過ぎます。

 

今回通った時はサッカーの大会?的なものが行われているようでしたが、
「こんなの作ってるから金無くなるんだよなー」と言う思いと同時に
「せっかくだからコンサドーレとかの練習地として使ってもらえないのかなー」
とも思ったりしましたが、きっとそう簡単なことではないんでしょうね。

 

・・・と思いつつ通過してすぐ位を右に曲がって山側に入っていくと
幸福の黄色いハンカチ想い出広場
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なんて言ってもお若い衆には何の事やらさっぱりわからんかもしれませんが、
むかしむか~し「幸福の黄色いハンカチ」と言う映画がありましてね。
ま、どんな映画なのかは下の写真かウィキさんでも見てもらうとして、
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とにかくそのロケがこの地で行われたと。

そのロケ地にロケセットがそのまま残っていると言う、
まぁ富良野で言えば五郎さんの家(テレビドラマ「北の国から」)とか
南富良野の幾寅駅(映画「鉄道員(ぽっぽや)」)的な場所なのであります。

 

ただ富良野や南富良野のそれと違うところは有料であること。

付近は公園として整備されてはいるものの基本的に見るものは映画のセットくらい。
正直大した物はないというのが率直な感想。
これで入場料500円はいかがなものでしょうか。

いっそ富良野のように無料で見学できるものの
周辺にはなんだかシャレオツなカフェがあったり、
関係があるんだかないんだか?なアクセサリー屋さんがあったり、
もちろんお土産屋さんでは関連グッズを売っていたり・・・
と言う方が来場者も増えるんじゃないかなぁ、
落とすお金も多いんじゃないかなぁ  なんて思うんですが、
いかんせん「北の国から」と比較すると「幸福の~」ではブランディング力が違う気もします。

そうさねぇ・・・俺が企画するなら
※しょぼいセットの家屋1軒だけではなく、華やかなりし頃の炭鉱の町を再現
※各家々の内部はカフェやお店にしてテナント料を取る
※店員さんや案内係などは皆昭和の炭鉱ファッション?で応対する
なんてのはどうでしょうかなぁ?

黄色いハンカチのたなびく住宅では健さん風&倍賞千恵子風の店員さんがカフェを営み、
赤いファミリアの停まった家では武田鉄矢風のおじさんが炭鉱の歴史をクドクドと説明、
若い頃の桃井かおり風のお姉さんは「あたしなんかさぁ・・・これ似合うと思うわけじゃん」
などとアンニュイな雰囲気を漂わせつつ半ば強引に
まったく関係ないアクセサリーを観光客に売り付ける。
大人向けにはユッサユッサと揺れるファミリアがあって中では・・・以下割愛。
(意味がわからない君は年配のおじさんに聞いてみよう)

その方が街の活性化&税収増に繋がる気がすると
部外者のおっさんが勝手に思ってますが夕張市さんいかがでしょうか?
すいません勝手な事言って。^^;
ま、そんな訳で勝手な妄想はするものの
実際の施設にはあまり魅力を感じなかったので申し訳ないですがここはスルー。
続いては
「夕張鹿鳴館」へ。
この施設は夕張が炭鉱の町として栄え華やかなりし頃、
接待施設として建てられた建物で豪華な内装を誇る歴史的建造物であります。
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一部は現在公開されていますが、
他の部分は現在補修工事中で今年(2018年)秋ごろには
レストラン&宿泊施設として開業する予定なんだとか。
こうした歴史的建造物のお部屋に泊まるというのもなかなか良い体験かもしれませんが
問題はお値段。おいくら万円ほどで泊まれるのか・・・開業を待ちたいと思います。

で、見学できる部分の内部ですが
昭和天皇がいらしたときに宿泊された部屋なんかも残っています。
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確かに当時としてはなかなか豪華な建物だったようです。
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ヒノキのお風呂や
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ステンドグラスなんかも。
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まぁ、ただコチラも正直なところ見所としてのインパクトはいまひとつかと思いました。
なんと言ってもやはりブランディングがされていない。
夕張鹿鳴館?なんじゃそりゃ?・・・って感じです。

もっと豪華さとか歴史の深みとかを前面に出してブランディングを行い、
やっぱり物販も絡めてお客さんをたくさん呼び込む策を考えたいところですね。

そうした意味からも秋に開業するらしいレストランや宿泊施設が楽しみではあります。
やはり財政的に厳しいせいか小樽や富良野のような観光化された街と比較すると中途半端な感じ。
素材としては色々発展させられそうなので今後に期待したい夕張市です。
さて続いては夕張炭鉱博物館に向かいますが、
その前に時刻は丁度お昼・・・と言うことで昼飯!

今日は夕張の紹介ですので一応名物的なものを食するつもりです。
バイク乗り的にちょっと有名な「快速旅団」さんを通り過ぎて・・・

最近の夕張グルメと言えばカレー蕎麦
行ったお店は「吉野家」さん。
いえ牛丼じゃなくてカレー蕎麦ですよ。
お店の外観の写真は取り忘れたのでコチラを参考に。

で、カレー蕎麦ですが「カレー蕎麦?  普通じゃん?」と思われるかもしれませんが、





普通でした。普通にカレー蕎麦でした。
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でもね、普通っちゃ普通ですが結構辛味が効いててスパイシーでおいしかったです。
次行ったらまたリピートしたくなるおいしさです。
(道内では)テレビなんかでも取り上げられて(わが街江別が生んだスーパーコメディアンスター)大泉洋なんかも訪れているとか。
ま、だからどうだって話ですが。^^;
いやでも旨かったです、これほんと。
さぁ腹もイッパイになったし次行きまっせ。

もちろん炭鉱博物館へ向かうんですがその前にもう1件寄り道。

ワタシが夕張に来たら必ず寄っている場所です。
「郷愁の丘」なんですが・・・
ここはね、もう半廃墟状態。

一応は管理されていて、時々は何かに使われてはいるようなのですが、
一時の賑やかさが嘘のようにうら寂しい状態になってます。
昔は「郷愁の丘ミュージアム」として
映画関連の展示施設だったり、テレビドラマ「西部警察」の展示だったり、
所ジョージの世田谷ベース夕張出張所(笑)だったりと
それなりに賑やかな観光施設だったんですけどね。

そんな寂しげな建物の中には今でもこんなものが。
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西部警察の劇中で使用された劇中車。
330か430辺りのセドリック?グロリア?のパトカーと
舘ひろしが劇中で乗ってたクロバイ=黒刀。

マニアに言わせるとこのカタナはレプリカではないか、とのことで、
恐らく本物は小樽にあった石原裕次郎ミュージアムに展示されていて
その閉館とともに東京へお帰りになった模様。

ただ恐らく劇中車として何台か製作されたようで
そのうちの一台と思われます。

いずれにせよ、こんな場所でほこりをかぶって放置されているくらいなら
どこかでもう一度展示するとか、日の目を見せてやって欲しいものです。

ちなみにほこりをかぶってと書きましたが
実際にはいつ行ってもほこりはほとんどかぶってないので
それなりに管理はされていると思われますが・・・ん~何とかしてやって欲しい。
また見に来るからな!
と言うことでカタナに別れを告げ、石炭博物館へ。

「夕張市石炭博物館」

永らく休館となっていましたが今年4月にリニューアルオープン。
・・・と言うことで行ってみましたが、ワタシここ行くの初めてだったんですよ。

でもねぇ、博物館自体はともかく、博物館へ行くまでがなんとも・・・

博物館のある地区は先ほどの「郷愁の丘」も含めて
以前は石炭の歴史村としてキャンプ場や遊園地などがあって大変にぎわっていた地区でした。

それが今ではこの博物館くらいしか営業していない・・・と言うことで
博物館までの道はさながら廃墟の博物館。

以前はお土産専門のショッピングモールだった建物やレストランなど。
なんでも財政状況の厳しさから取り壊すことも出来ないのだとか。
そんな建物が廃墟のようにたたずんでいて・・・だから廃墟の博物館・・・みたい。

なんとも切ない感じなんですねぇ。
そんな道を通ってたどり着いた博物館は
意外にもたくさん(と言っても3~40台)の車が停まっていて、
それなりにお客さんが来館している模様。
IMG_0720外観はシンプル

早速ワタシも入館料1080円を払って入館します。

1Fは無料で誰でも入れるホールと言うことで
今回は特に何もなし。(一応夕張の歴史的なVTR)が流れてましたが。

2Fからは有料ゾーンですが、
展示内容は炭鉱で使われていた道具や当時の生活用具などの展示がメイン。
夕張の栄枯盛衰の歴史も紹介されていましたが、
物品よりも文字での紹介が多いのが気になりました。

あんなに文字が書いてあってもきっとみんな読まないよなぁ。
と思いつつワタシも大半をスルー。

夕張の栄枯盛衰の歴史を紹介するなら
先ほど郷愁の丘にあったカタナとかも展示に加えたらどうなんでしょうかね?
と思いましたが。
これは残念な施設なのか?ナノデアルカ?
と思いつつ進み、展示室の最後にあるエレベーターに乗って旧坑道を利用した地下展示室へ。

エレベーターを降りると
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炭鉱夫のおじさんがお出迎え。いきなり目が合ってちょっとびびった。
そうここは本物の坑道内なのです。
ひんやりした空気が地下であることを物語っています。

その後は人形による炭鉱作業の説明が続きます。
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後半になると徐々にダイナミックな機械の説明などになり、
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もちろん模擬的にではありますが実際に大型の機械が動いたりするのは
なかなかの迫力があって大きな音にもびっくりします。

さらに進むと実際の石炭層に触れることが出来る場所も。
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判りますでしょうか?
この写真、正面の壁の上の方が黒く、斜めに鉱脈が走っているのが。
この黒い部分が石炭なんですね。

これをデッカイ機械でガリガリと削り崩して運び出すと。
昔はそれを人間が手でやっていたと。

こりゃぁ大変な作業だわ。 と実感できる場所です。

機械の迫力や本物の地下坑道、石炭層と男の子的にはワクワクしちゃう展示でした。

そして最後はかなり急な階段を一気に上って地上へ。
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フェェ~おじさんにはきついですが、
若い女性がいたので苦にもならん顔で登りましたよ。ハッハ~^^
外に出ると石炭の大露頭
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石炭の層が露出しているところで、
これが発見されたことにより夕張での石炭の採掘が始まったのだとか。
と言ったところで石炭博物館は終了。

前半の展示はともかく、
後半の実際の坑道内の展示は面白かったです。
本物って言うのはやはり迫力が違いますな。

博物館までの廃墟博物館と言い、
ワタシ的には結構満足できました。
いや廃墟マニアではないんですが。

さて長々と紹介してきましたが一応本日計画していた
ぐるっとバリバリ夕張、夕張の紹介はここまでです。
いかがでしたでしょうか。
私も改めて周ってみて、正直なところ微妙な気持ちになるところも多かったのですが、
夕張市が例えば今後観光に力を入れていこうとしているならば、
その基礎となるようなものは多数あるような気はしました。

あとはそれをどう育てどう観光につなげていくかかと。
ただまぁ現在でも財政再建団体であることに変わりはなく、
市の財政の再建はこの先の続くわけですから
ワタシのような外野はヤイノヤイノいいますが一朝一夕になるものでないことは察します。

個人として夕張市のために何が出来るわけでもないですが、
今後とも応援していきたいと思います。

と、言うわけで夕張市の紹介はここまで。

このあと三角山方面から万字方面へ。
気持ち良くワインディングを走り抜けて岩見沢市へ。
ただまぁどうも・・・FI車のアクセル開け際のエンジン回転の上がり方に慣れない。
なんつーか、アクセル開けると回転の上がり方が急なんだよなぁ。
キャブ車のようにファジーな感じがあんまりないのが・・・
人間の方が旧式なんで慣れるより仕方がないんでしょうなぁ。

それはさておき 岩見沢と言えば!
三船の焼き鳥!

と言うわけで焼き鳥を買って帰りました。
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今日のお土産は夕張のたんどら&めろどら
そして岩見沢の焼き鳥!

家族にも大好評。
焼き鳥は何度も食べてみんな大好きなのはわかっていましたが
「たんどら&めろどら」もおいしい!

たんどら
食用の竹炭で黒く色をつけた皮のどら焼き。
ワタシが買ったのは中の餡が夕張メロンクリーム。
めろどら
中の餡がメロンクリームであること意外は普通のどら焼き

・・・ですんで味的にはどちらもほぼ同じ。
だけどおいしかったです。
メロンクリームの味が上出来ですね。
本物のメロン果汁を使っているだけの事はあると思いました。

夕張のお土産には是非おすすめの一品でした。

夕張市が一日も早く財政再建されますように。
さぁ皆さんも夕張へ!

(長々とお付き合いありがとうございました)
 

 

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